ルレット ミシン目

ルレット ミシン目

いまは、敵の殲滅――」 敵の殲滅に力を注ぐほうが先決だ、という正論をいうことで苦境を抜け出そうとしたセツナだったが、瞬時にもはやこの戦場には敵性存在が残っていないことに気づいたのだった

 合一神は、この戦場にいるすべての戦力を取り込み、強大化したのだ

 神々に使徒、あらゆる種類の神兵のみならず、マリク神が拘束していた神々さえも、弱まった拘束から脱することで合一へと参加している

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 つまり、合一神が消滅したことにより、この戦場に敵はいなくなったということだ

 その事実に気づいたとき、セツナは、愕然とするほかなかった

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 つまり、自分が置かれている状況はそのままだということなのだ

 メイルオブドーターの余計な挑発行為のおかげでいきり立った女性陣の質問攻めから抜け出す方法が、どうにも思いつかない

 これは地獄の試練よりも厳しく苦しい状況なのではないか

 そんなことを考えていると、メイルオブドーターは、両手の指先でなにやらセツナの体をまさぐろうとしてくるのだから、厄介極まりない

本気か冗談か、セツナが状況を悪化させることを愉しんでいるのか、彼女は挑発行為を重ねることに余念がなかった

 まさか、本当にセツナとの再会を心の底から喜んでいるとは、想いがたい

 なにせ、彼女は魔王の腹心であり、魔王にこそ忠誠を誓っているはずなのだ